ヨルダンの旅4

翌朝は朝食の後9時にヨセフさんが迎えに来て、ホームステイのお宅に別れを告げました。お母さんに手作りスマックをお土産にいただきました〜!


             こんな感じの粉末状。


そして、前日行かなかったカラート・アル・ラバドへ。
ヨセフさんの読みは当たり、私たちが帰る頃には混んで来ました。昨日の午後ではなく朝早く来てよかったです。










そのあとは「アラビアのロレンス」で有名なワディ・ラムへ向かいます。
ベドウィン・キャンプに宿泊予定です。
ワディ・ラムのビジターセンターで、この地区に入るための入場料を払い、私たちを世話してくれるベドウィンのモハメドさんの4WDに乗り換えます
ヨセフさんは翌日ビジターセンターに迎えに来てくれることになっています。



ベドウィンの4WDはトヨタ、日産、いすず、三菱など日本車が多く、壊れても直すのが簡単だからと大人気でした。

ワディ・ラムの砂は赤い!
靴を脱いで素足で砂を感じるべきというモハメドさんのお言葉に従って砂丘を登りながら、目の前の傾斜をみながら「地球に落ちて来た男」ごっこができる!!と心の中で浮かれる私。


「ここで夕日を見るといいよ。その間に夕飯の準備をしてるから」とモハメドさんは私たちを夕日の見えるスポットに落として、先にキャンプに戻って行きました。
そのスポット、石の橋、を登るのは結構難しく、最後の難関とも言える大きめな岩の前で躊躇していると、後から来たガタイのいいお兄さんのグループが私だけでなく夫もぐい〜と岩に引っ張り上げてくれました。





                  サウジ組


意外と高いんです。この橋のように見えるところが上の部分。


しばらく橋の上で夕日を待ちましたが、残念ながらガスが出てあまりはっきり見えず。
真っ暗にならないうちに降りようということで石の橋を後にしました。



後で、モハメドさんに親切な人たちに岩登りを助けてもらったと報告したらどんな人たち?と聞かれたので、白いピカピカの4WDに乗って去っていったと説明したら「ああ、サウジか」ですと。
サウジ・アラビアから来たツーリストらしい。車でわかるんだ。


キャンプに戻るとモハメッドさんはお祈りの真っ最中だったので邪魔をしないように自分たちのテントに入って暗くなった時に必要なものをすぐ取り出せるように荷物の整理。
なぜならここには電気がないのです〜。

                私たちのテント。



        テント内から食事をするテントとモハメドさんの4WD。

このベドウィン・キャンプが私的にはこの旅行一番の大冒険でした!

キャンドルとかカンテラとかあるかも?と思ったけれど、無し!

テントからトイレに行くとき、懐中電灯が必要です。(携帯も活躍)
モハメドさんはキャンプ用の頭につける懐中電灯を使用。両手がフリーになるので便利です。ベドウィン・キャンプに行く人にはオススメです。
モハメッドさんが作ってくれた鶏のマンサフとサラダで夕食、ですが、このキャンプも引き続き参加者は私と夫だけ。
そのせいか今ひとつ盛り上がりに欠け、モハメドさんは夕食の後は火を焚いてお茶を作ろうとか、言ってたのに早々にお開き。

モハメドさんのお宅はベドウィンの住居区域(住宅、学校、モスクなどがある)にあり、ビジター・センターからキャンプに来る途中に寄ってお茶をいただいたので、キャンプ地点から車で近いことは知っていたので、夜はお家に帰るのかなと思っていたら、4WDはそこにそのままあり、暗い中よくよく見ると、モハメッドさんは車の屋根で寝てました。
翌朝聞いたら車の屋根で寝るのは星の中を泳いでる気分だそうです。今まで寝ていて屋根から落ちたことはないそう。


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