ヨルダンの旅2

朝ごはんの後10時にドライバーのヨセフさんがやってきました。
ゲストハウスはダウンタウンに近いので自分の足で歩いたほうがいいのではとも思ったのですが、とりあえず、行く先をシタデル(アンマン城)というローマ時代の遺跡、ローマ劇場(これもその名の通りローマ時代の遺跡)、ヨルダン博物館、ダウンタウンと決め、シタデル、ローマ劇場、ヨルダン博物館に行った後、ダウンタウンで落としてもらうことにして、お昼のオススメの場所なども教えてもらいました。
シタデルとローマ劇場にはなぜか子供がいっぱいで、小さい子には握手を求められ、十代の子にはセルフィーを求められた人気者の私でした。
夫も外国人なのにほっとかれ、謎。
ヨルダン博物館で「死海文書」を見て感動〜。銅に書かれていたのでそのまま広げるとボロボロになって大変だったであろうと思われます。
この博物館もそうですが、ヨルダン内の各博物館は日本の支援によって作られたところが多かったです。






アンマン、坂が多かったので、車で回ってもらってかなり楽でした。
ヨセフさんの生家の前などもサービスで 通過。
ヨセフさんはアンマンのダウンタウンの生まれですが、自分のホームタウンを言うときは自分の生まれた場所ではなく先祖が来た場所を指すようで、彼はアンマンではなく別の場所の名を言っておりました。かなりシリアとの国境に近いところで、以前は気軽に行ったり来たりできたそうです。そしてなんと「あっちの方が食べ物がもっと美味しい」とのこと。
早く平和になってくれ〜!!

ガイドブックにも書いてあったし、同じくゲストハウスに宿泊していた人たちが口にしていたフムス(ひよこ豆のペースト)とフォアラフェル(ひよこ豆のコロッケ)の美味しい店、「ハーシェム」 のことをヨセフさんに聞くと、朝だったらいいけど昼は勧めないと言われたので、昼はヨセフさんお薦めの「アル・クーツ」(又の名をエルサレム)に行き、チキンのマクルーバとラムのマンサムを食べましたた。アル・クーツはエルサレムのアラビア語だそうです。名前が二つあるのでちょっと混乱しました。
マクルーバはひっくり返すという意味で、肉や野菜を調理してその上に米を載せて炊き、ひっくり返すというもので野菜は何でもいいらしいです。マンサフは柔らかく煮込んだ羊の肉にヨーグルトのソースをかけてご飯と食べるベドウィン料理。これらに薄いパンがついて来ます。
米なので日本人には食べやすい料理だと思います。炊き込みご飯的感覚でしょうか?
コーヒーは、これまたヨセフさんお薦めの「ジャフラ」という店のテラスでドロドロのターキッシュコーヒーを飲んでみました。砂糖を入れないとかなり苦い。アルギーレという水タバコを吸っている人もそこかしこにいました。シーシャという言い方もあるので、最初は「ハシシ」かと思ってびびった私であります。
そのあとゲストハウスの近所にあるアートセンタ〜を見学し、そこの庭でカプチーノ。ヨルダンのカプチーノは全体的に美味しくなかったのがちょい残念。ここの庭にはビザンチン時代の遺跡があります。
一旦ゲストハウスに戻って休みそれからスークなどを見学し、トレンディーなエリアと言われるレインボー・ストリートをぶらぶら。ダウンタウンに戻って、お昼には避けた「ハースム」でフムスとファラフェルのお店で夕飯。



イギリスで食べると丸いけど、ここのは背の低い円柱形でした。有名店だけあり、どんどん客さんが来る店で大盛況。

そのあとこれもヨセフさんお薦めの「ハビーバ」と言うお菓子屋さんでプリンとチーズを使ったヨルダンのお菓子カナーフェを立ち食い。
我ながらものすごくうれしそう。
プリン、大好き。

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